【新刊】にやま『僕のおまわりさん3』【小冊子付き初回限定版】レビュー!
溺愛年下攻め×お気楽おじさん、安定のカップルの愛がさらに深まる最終巻!
《解説》
『そんなに言うなら抱いてやる』や『ごほうびは躾のあと』などのにやま先生の新刊ボーイズラブコミック『僕のおまわりさん3』。にやま先生のデビュー作『無邪気なわんこと猫かぶり』のスピンオフで、小さな商店を営む四十路の田島誠治と、誠治に長年片想いしてきた長身で無口な警察官の仲本晋が描かれます。『僕おま』の愛称で人気の年の差BLの第3巻で完結編です。
《感想》
泣かないぞ~と思って挑んだ最終巻ですが、じんわりと涙があふれちゃいました……! もちろん、悲しい涙じゃなくてあったかい涙です。
誠治くんは相変わらずおちゃらけててお気楽で、安定感ありますねぇ。体形もぽよんとしまりのないところも相変わらずでかわいいです。そんなカッコ良くもないしまりないオジサンを、年下攻めの晋ちゃんはまるでお姫様のように扱うのがたまりません!
クールで無口な晋ちゃんだけど、誠治くん相手にすると余裕なくて真っ赤になってがんばっちゃうところも良いです! 晋ちゃんに攻められちゃうと、お気楽な誠治くんも真っ赤になって切羽詰まっちゃうのも良いんですよねぇ!
今回はネコのチコたんにも春が! そして、晋ちゃんはサプライズをしようと奮闘して……!? ラブラブだった2人だけど、より一層が愛が深まって、幸せな2人を見ているほうも幸せになっちゃいます!!
揺るぎない愛を向けるワンコで一途で溺愛な年下攻め、愛を受け止めてやる、実は包容力のある年上受け。いいですねぇ。事件がなくてもずっと見ていられる2人。もう見られなくなっちゃうのは寂しいです。あとがきによるとまだネタはあるようなので、また2人が見られることを期待しています!
《あらすじ》
同棲は2年目に突入した晋と誠治。穏やかな幸せを噛み締める日々の中で訪れた、誠治の誕生日という晋にとっての一大イベント。気持ちを形にして贈るまたとないチャンス!と、晋は慣れないサプライズに乗り出したのですが……。おまぬけハプニングあり、合同捜査もあり(!?)、ご褒美のために猛特訓も! 日常系尊みラブがてんこ盛りとなっている、シリーズ最高の多幸感で包む、愛あふれる最終巻となっています。
(文/幸山桃子)
【まんが王国】★お得感No.1★国内最大級の電子コミックサイト※〈コメント注意事項〉個人を特定する情報、また誹謗中傷や他人に不快感を与える投稿はお控えください。ことわりなく削除する場合があります。