《新刊》『DAY OFF』(毎日青菜)レビュー!
男前硬派×健気ワンコのラブラブカプのほっこりにニッコリ!
《解説》
台湾の漫画家・毎⽇⻘菜(まいにちあおな)先生による、台湾で発売後即重版となった話題のBL(ボーイズラブ)コミックス『DAY OFF』(訳:沢井メグ先生)。企画部所属の花⼩⾶(ファ・シャオフェイ)と、29 歳にして企画部の部⻑を務める⽯冬雲(シー・ドンユン)と相思相愛のサラリーマンカップルが描かれています。
《感想》
ほんわかしていてとってもかわいい2人に癒やされます!
付き合うまでの紆余曲折の切なさもいいものですが、すでにできあがっているカップルのラブラブを覗き見るのも良いものですよね。
上司の冬雲は仕事のできるハイスペでちょっと俺様風ですが、内心は嫌われちゃわないかなと不安に思ったりするほど溺愛してます。恋人で部下の⼩⾶はダボッとした彼シャツに生足を見せたりと小悪魔ですが、ワンコだし、冬雲の仕事相手にヤキモチ焼いたりと、こちらも愛がダダ漏れ! 2人とも見ていてニヤニヤが止まりません!
ただ、甘いだけじゃなく、冬雲の兄の存在や⼩⾶の過去など、ピリッと辛い面も。だからこそ、彼らの絆が愛おしくなります。ほんわかななかにリアルな要素も辛すぎない程度に感じさせてくれるバランスがとてもいいです。
そして、電子版で読んだので、200ページ超えの本編がフルカラー(紙版は本編モノクロに加えて、紙版限定おまけ漫画が10ページをカラーで収録)でしたが、日本のコミックほど1ページのコマ数が多くなく、カラーも落ち着いたパステルカラーっぽい色合いでベージュ系+青系に差し色といった具合。いい意味で情報量が多過ぎず胸焼けしません。
寝る前にほっこりと、休日にリラックスしながら、ビタミン補給に読むのにピッタリ。毎⽇⻘菜先生のサラリーマンBL『DAY OFF』おすすめです。続編も希望してます!
《あらすじ》
企画部所属の花⼩⾶(ファ・シャオフェイ)と 29 歳にして部⻑を務める⽯冬雲(シー・ドンユン)は相思相愛のラブラブカップルです。職場での休憩や部屋で過ごす日常、初めてのお泊まりに美⼈な取引先へのヤキモチ、⾃分だけが⾒れる寝顔、などなど。 たくさん笑い合って、ときにはケンカをして、きずなが深まっていきます。
(文/幸山桃子)
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