【新刊】ホン・トク『視線部屋 -メス堕ち短篇集-』
全部乗せ褐色極道が雌ネコちゃんになって、かわいい!
《解説》
前作『オフィスの豹』で商業コミックス・デビューされたホン・トク先生の新刊ボーイズラブコミック『視線部屋 -メス堕ち短篇集-』。3か月連続刊行の第2弾です。アッパー系ホストの衣散(いばら)と褐色極道の波純(はじゅん)の溺愛カップルほか、エロがいっぱい詰まったバラエティ豊かなBL短編集となっています。
《感想》
ホン・トク先生が『オフィスの豹』で商業コミックス・デビューを飾ったのは衝撃的でした! 絵がとても綺麗なうえにエロがエロくて、創作BLの同人誌を何冊も手掛けられているホン・トク先生。前回は一冊まるまる表題作でしたが、今回はいろんなお話が入っています。タイトルに「メス堕ち短篇集」とあるだけに、いろんなオトコが雌となるさまが描かれていますよ。
やっぱり表題作ともなっている『視線部屋』の褐色ヤクザの波純(はじゅん)がいいですねぇ! 褐色なうえにタトゥーも入っていて、乳首ピアスも。おまけに眼鏡キャラでもあって、全部乗せですね! そんな波純はとっても気の強いツンデレ美人で、すぐに手が出ちゃう短気で暴力的なところもあります。それなのに! 見ごとな雌ネコちゃんになっちゃって、まあ! かわいいです!
攻めは年下のホストの衣散(いばら)で、ポジティブで明るいアッパー系。人が恐れる波純のことを俺の可愛い可愛い恋人と言って溺愛してるのがいいです。波純も衣散の前ではなんだかんだ素直になってデレちゃうんだから、もう! 瞳にハートが浮かんじゃったり、真っ赤な顔で喘いでるようすもかわいいです。
しかもこれ、組織の監視カメラで見られてるんですよ! 波純は見られてることがわかってるのに、あられもない姿を見せちゃいます。愛ある2人の公開エッチってたまりませんね!
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