TVドラマ『美しい彼』(凪良ゆう)レビュー!

萩原利久さんが平良らしくて、八木勇征さんが清居そのもの!


《解説》
『流浪の月』が第17回本屋大賞を受賞した凪良ゆう先生のBL小説の代表作と言える同名原作小説をTVドラマ化した『美しい彼』。原作小説はイラストを葛西リカコ先生が手掛け、『美しい彼』、『憎らしい彼 美しい彼2』、『悩ましい彼 美しい彼3』まで出ていて、今秋『interlude 美しい彼番外編集』も発売されました。


思うように言葉を発せない「吃音症」を持ち、幼い頃から周囲に馴染めず“ぼっち”を極める高校3年生・平良一成と、スクールカーストの頂点に君臨する圧倒的なカリスマ・清居奏が描かれます。


キャストは平良演じる『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』や連続テレビ小説『エール』などの萩原利久さん、清居演じるダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBE のボーカルの八木勇征さんがW主演を務めています。
また、平良がのちのち出会う小山和希を『ミュージカル刀剣乱舞』など2.5次元俳優としても活躍する高野洸さんが演じています。


《感想》
もうもう、とにかく平良が平良で、清居が清居でテンション上がりっぱなしでした!
陰キャで自己肯定感超低いけど、実は隠れイケメンの平良。萩原利久さん演じる平良は微妙なラインがうまく出ています。「吃音症」もわざとらしくなく自然な感じで良かったです。


そして、八木勇征さん演じる清居! 二次元にしかいないかと思っていた清居が三次元にいました! なんてたって『美しい彼』の“美しい彼”役。プレッシャーもあったんじゃないかと予想されますが、文句なしの“美しい彼”です! ほんとに顔面偏差値高くて、アップになっても、いろいろな角度からでも美しい! そして、冷たさも感じるのが清居感あって良いです。


清居が舌打ちしても、平良のことを「きも」と言い捨てても、そういうキャラクターとして見えて、嫌悪感がありませんでした。ここ、大事だと思います。清居が悪者に見えてしまうと、この物語が違う方向に行ってしまうと思うので。


ドラマ全体がポップな雰囲気があるのも良かったです。陰キャでぼっちの男の子が美形のカリスマにほれ込んで、邪険にされても忠誠を尽くす物語ではないのですから。あ、いや、そういうストーリーなんですが、ぼっち男子に不憫萌えして、暴君カリスマのドSぶりにしびれるというタイプのBLではないと思います。

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牧島史佳

BLに生かされてます!ハピエン好きだけど、作品が良ければメリバも読む(かもしれない)です。

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