TVドラマ『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』(紺吉)シーズン2レビュー!
例えば最初にモブが戦うことになるのが、「名前」。三崎(定本楓馬)と泉(平井雄基)という名字なのに「みさき」と「いずみ」と女の子にありそうな名前のラブラブカップルが登場したり、湯川(瀧澤翼)だから“ユカ”、鈴野(池田匡志)だから“リン”とかわいいあだ名がきっかけでラブが生まれたり。
うかうかしていると、モブに矛先が! イケメンの真弓(桑原勝)から「あだ名をつけていい?」と聞かれてしまいます! ピンチ! あだ名をつけられたが最後、この中の誰かと B が L することになってしまう展開が!? 危険なフラグを察知したモブはラブな展開にならないような先手必勝を繰り出します! このネタ、わかる世代の方、めっちゃ笑えますよ! 犬飼貴丈さんの名演は必見! ポカンとしてる娘さんなどに説明してあげてくださいね!
そんなこんなで次々とモブにフラグが立りますが、負けじと掻い潜っていきます。たくさんコミカルなところがあって笑っちゃいますが、シリアスな面もあるのがこのドラマのいいところ。笑うばかりじゃなく、モブのラブにも注目です。ラストは……!!
さらに、予告カットで見てきた、ロカビリースタイルの楽曲もみどころ。歌詞はオモシロだし、かっこいいし、ファン垂涎です。CM前のアイキャッチもロカビリースタイルの彼らが見れますよ。
これだけじゃありません、『絶対BL』と言えば……そうメイキングですね! 30分以上たっぷりと見せてくれます! 犬飼貴丈さんはもちろん、演技指導やコメント映像もあるし、キャストたちのオフの姿も。ファンの方、しっかりとチェックしましょう。
「続きはシーズン3で! ま、あればいいなぁ」ってことなので大期待ですね! シーズン3もお願いします!
《あらすじ》
この世界で次々に巻き起こるBLとは無縁で生きてきたはずだったモブ(犬飼貴丈)は、絶対にBLにはなりたくなかったはずだったが、とうとうクラスメートの菊池(伊藤あさひ)に「好きだ!」と告白。ついにモブを卒業、菊池とともにこの世界のメインキャラとして生きるんだ…と思った矢先、2人の前に五十嵐(猪塚健太)というイケメンが登場。「離れてみてようやく気づいた。俺にはお前しかいないんだ」と菊池に思いを告げ、目の前で熱いキスを交わされてしまう…!「人生最大のフラグが立とうとも、やっぱり俺はてっぺきのモブ」――そう再確認したモブは、再びBLフラグとの過酷な戦いへと身を投じていく――。
(文/牧島史佳)
※〈コメント注意事項〉個人を特定する情報、また誹謗中傷や他人に不快感を与える投稿はお控えください。ことわりなく削除する場合があります。