ノワールBL『恋い焦れ歌え~R.I.P.~』配信決定!フューチャーコミックスの新プロジェクト!
■電子コミックス『恋い焦れ歌え~R.I.P.~』あらすじ
自分が狩られる側なのか、狩る側なのかわからなくなる――。
身体を売りながら、圧倒的な強さで君臨する孤高のラッパー「KAI」。ある日、何者かの手によって、恐ろしく絶望的な事件に襲われた教員・桐谷仁(きりたにひとし)の噂を聞き、異常な執着心を抱きはじめる。仁をシェルターに連行し、傷ついた自尊心を容赦なくラップでえぐる。そして突然キスをし……。胸に秘めた焦がれるほどの想いとは――。”この街・川崎”で深い傷を負った男たちが再生するための葛藤、戦い。そしてその向こうにある真実の愛とは……。
■KAIとは
高い歌唱力とカリスマ性で男女問わず多くの人間を魅了する、孤高のラッパー。
仁が抱える“恐ろしいトラウマ”をラップで表現するように脅す。なぜKAIは仁を追い詰めるのか? 人が変わったように異常な執着心を抱くKAIは、まるで”黒い悪魔の使者”のような存在。しかし実は彼自身も誰にも知られたくない深い傷を負っていた――。
■miso先生コメント
最初にお話を頂いた時は、キャラクターの原案や世界観が既に決まった状態で漫画を描くのが初めてだったため少し不安だったのですが、脚本を拝見してBLというよりもっと深い苦しみや差別を抱える人々の中、音楽を通して通じ合う2人にスポットがあたっていて、まだ文字の段階でも絵が浮かぶような、熊坂監督の世界観に引き込まれ、すぐにお返事させてもらいました。
KAI視点で漫画版を描くにあたって、ラップをハハノシキュウさんに監修して頂けて、私はBL漫画家として二人の精神面や愛について漫画でしか描けない部分をより丁寧に掘り下げることに徹底しようと作品を作りました。
作品作りにあたって、映画制作陣の皆さんの熱量をとても強く感じ、刺激を受けた分、良い物が作れたと思いますし、映画を観た方にも新しい視点で楽しんで頂けると思いますので、ぜひ映画も漫画もどちらも楽しんで頂けたら嬉しいです。
■ハハノシキュウ氏コメント
僕は過去にアイドルオタクがアイドルに愛を伝えるMCバトルを主催したことがあります。参加者はもちろんラッパーではありません。ラップ未経験の人間がステージで追い込まれ、窮地に立たされ、絞り出した言葉で観客をロックした瞬間を目撃しました。あれは理屈を越えた感動でした。ダサい言い方ですがマイクが光って見えました。あの一瞬の輝きをフィクションの世界に閉じ込める、そのお手伝いをすることが僕の仕事だと思い、僭越ながら監修させていただきました。
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