映像・CD気になるアレコレ

TVドラマ『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』(薫原好江)レビュー!

公安捜査官の一狼は暴力団の若頭である英獅郎の内定と監視の任務を命じられて、獅郎に近づきます。獅郎と自分の以外な共通項を知って、協力することに。禁断のバディとなるわけです。


原作とは違って、サクサクと一狼が獅郎に近づいてはいかないのですが、接近してからは文字通り接近というか、顔が近い!という場面が! ドキドキしちゃいました!


獅郎が男性政治家相手に男娼まがいのことを行っているのを匂わせるシーンもありました。また、1本のマッチで一狼と獅郎がタバコの火をつけるシーンは第1話のBLファンにおいしいシーンのハイライトじゃないでしょうか。ここも顔が近いし、仕草がとっても色っぽいです。


あと、個人的には身長差にもキュンキュンしちゃいました。犬飼貴丈さんって小柄なんだっけ?と思って調べてみたら、犬飼貴丈さんは176cmと小柄ではありません。対する鈴木伸之さんはなんと185cm! そんなに長身だったんですね! それでこの身長差というわけですか! ありがとうございます! 身長差って萌えちゃうんですよね。


キャラクターとしても、鈴木さん演じる一狼は硬派な捜査官、犬飼さん演じる獅郎は一見チャラそうなヤクザという雰囲気が出ていて良かったです。ちなみにキーパーソンとなる、2人が謎を追う公安部の失踪した央莉音役の栗山千明さんがとってもハマってピッタリでした! ドラマ全体は原作よりもノワールなムードで、映画のような重厚な感じがありました。


でも、重々しいばかりじゃなく、おまけ映像があってほっこりすることができました。毎話あるようなのでそちらも期待ですね。


次回からの展開も楽しみです。BL的なブロマンスやバディとしての絆もさらに描いてくれるといいですね。

《あらすじ》
3年前、未解決のまま突如幕引きされた謎の失踪事件、通称「ジョーカー事案」。警視庁公安部の捜査官・国下一狼(鈴木伸之)は捜査再開を訴え続けていましたが、まったく別の任務を命じられてしまいます。それは指定暴力団若頭・英獅郎(犬飼貴丈)の内定と監視。3年前に組に入ってから若頭まで上り詰めた、謎の多い人物だという話でした。
獅郎に接近する任務の過程で、ある驚愕の事実を知った一狼は回りの目を欺いて獅郎と事件を追うために、獅郎と偽りの“恋人契約”を結ぶことを決意します。
事件を追う2人の秘密捜査は、次第に国家を揺るがす事件とともに2人の運命とも結びついていき……。

(文/松川水七見)

電子書籍といえば国内最大級のhonto電子書籍ストア!

※〈コメント注意事項〉個人を特定する情報、また誹謗中傷や他人に不快感を与える投稿はお控えください。ことわりなく削除する場合があります。

松川 水七見

まつかわ・みなみ BLならなんでも好きな猛者です!甘々から闇系まで美味しくいただけます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA