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あの文豪がBLを!川端康成が愛した“少年”とは?『少年』70年ぶりに刊行

■著者紹介
川端康成(1899-1972)
1899(明治32)年、大阪生れ。東京帝国大学国文学科卒業。一高時代の1918(大正7)年の秋に初めて伊豆へ旅行。以降約10年間にわたり、毎年伊豆湯ケ島に長期滞在する。菊池寛の了解を得て1921年、第六次「新思潮」を発刊。新感覚派作家として独自の文学を貫いた。1968(昭和43)年ノーベル文学賞受賞。1972年4月16日、逗子の仕事部屋で自死。著書に『伊豆の踊子』『雪国』『古都』『山の音』『眠れる美女』など多数。

■『少年』内容紹介
 お前の指を、腕を、舌を、愛着した。僕はお前に恋していた――。相手は旧制中学の美しい後輩、清野少年。寄宿舎での特別な関係と青春の懊悩を、五十歳の川端は追想し書き進めていく。互いにゆるしあった胸や唇、震えるような時間、唐突に訪れた京都嵯峨の別れ。自分の心を「畸形」と思っていた著者がかけがえのない日々を綴り、人生の愛惜と寂寞が滲む。川端文学の原点に触れる知られざる名編。

■書籍データ
【タイトル】少年
【著者名】川端康成
【発売日】3月28日
【造本】文庫
【本体価格】539円(税込)
【ISBN】978-410-100106-7

(情報は記事公開時のものです)

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松川 水七見

まつかわ・みなみ BLならなんでも好きな猛者です!甘々から闇系まで美味しくいただけます。

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