映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(豊田悠)レビュー〈1〉
恋愛をまっすぐにピュアに描いた大ヒットドラマの劇場版!
《解説》
『チェリまほ』の愛称で親しまれる『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』は豊田悠先生の同名BLコミックを実写化し、2020年10月期に放送されたドラマシリーズ。30歳になったら魔法使いになるという都市伝説通り、30歳になって触れた人の心が読めるようになってしまった冴えないサラリーマンの安達と、彼に片思いしているイケメンの同期・黒沢を描いています。
安達は赤楚衛二さん、黒沢は町田啓太さんが演じられて、彼らもこの作品をきっかけにさらなる大ブレイクを果たしました。また、安達の親友の柘植を浅香航大、宅配業者の湊をゆうたろうが演じ、彼らのサブカップルも人気です。ほかに、安達の先輩、浦部役の鈴之助、安達や黒沢の後輩、六角役の草川拓弥、女性社員の藤崎役の佐藤玲が共演し、劇場版でも続投。新キャストとして、同僚役に松尾諭、安達と黒沢の両親役として遠⼭俊也と榊原郁恵、鶴見辰吾と松下由樹も加わっています。
ドラマシリーズはSNS上で話題沸騰、“チェリまほ”が日本、タイ、韓国、ベトナムなどでトレンド入りしました。5週連続でORICONドラマ満足度調査ランキング1位を達成し、、さらにギャラクシー賞の月間賞とマイベストTV賞第15回グランプリを受賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞にて最優秀作品賞を受賞するなど、ドラマ界の賞レースを総ナメ! いまや200以上の国や地域で見られるまでワールドワイドに人気コンテンツとなっています。
そんな大注目の『チェリまほ』がついに映画化され、『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が公開されました。
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