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台湾BLドラマ『About Youth』レビュー〈1〉

エモくてキュンキュンしちゃう学園ラブストーリー!

《解説》
台湾BLドラマ『About Youth』レビューをお届けします! 本ドラマは大ヒット台湾BLドラマ『HIStory』シリーズ全8作のプロデューサー張庭翡(ジャン・ティンフェイ)と、『HIStory2 越界』『HIStory3 那一天 あの日』の蔡蜜潔(ツァイ・ミージェ)監督が再び組んだ、注目作。高校を舞台に、学校のスター葉広と、目立たないが実はバンドのヴォーカルを担当する徐啓章(シュー・チージャン)、葉広の親友 Ray(レイ)と彼の辛い失恋を癒す存在になる阿健(アージエン)の、2つの出会いと恋を描いています。
出演は、沈駿(ジュン・シェン)さんと李振浩(ハオ・リー)さん、徐碩廷(ティム・スー)さんと黄信赫(アンディ・ホアン)さんという、目の離せない4人のフレッシュな台湾のイケメン俳優たち。この2組のCPからまた新たなスターの誕生が期待されます。

《感想》
台湾BLドラマというと叙情的でエモいドラマが多い印象がありますよね。本ドラマも切なくてエモーショナルでキュンとなっちゃいます。冒頭の雨の出会いのシーンからしてもうエモーショナル。志望校にも落ちて最悪な日に葉広は雨のなか傘もささずに泣いている徐啓章に出会います。葉広は学校で人気者のスターで、啓章は目立たない地味男子ですが、それぞれ悩みを抱えている者同士。葉広は厳格な父と不在がちな母のもとで家では孤独も感じていて、啓章は父を亡くして母とふたり暮らししており経済的に余裕があるとは言えない状況です。そんな2人が出会って、お互いの心の支えとなりながら惹かれ合っていくようすに胸がキュンとなります。

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牧島史佳

BLに生かされてます!ハピエン好きだけど、作品が良ければメリバも読む(かもしれない)です。

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