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台湾BLドラマ『About Youth』レビュー<2>

台湾BLといえばイケメンが眼福!カッコいいライブシーンも必見!

《解説》
レビュー〈1〉に続いて台湾BLドラマ『About Youth』レビューをお届けします! 本ドラマは大ヒット台湾BLドラマ『HIStory』シリーズ全8作のプロデューサー張庭翡(ジャン・ティンフェイ)と、『HIStory2 越界』『HIStory3 那一天 あの日』の蔡?潔(ツァイ・ミージェ)監督が再び組んだ、注目作。高校を舞台に、学校のスター葉広と、目立たないが実はバンドのヴォーカルを担当する徐啓章(シュー・チージャン)、葉広の親友 Ray(レイ)と彼の辛い失恋を癒す存在になる阿健(アージエン)の、2つの出会いと恋を描いています。

出演は、沈駿(ジュン・シェン)さんと李振浩(ハオ・リー)さん、徐碩廷(ティム・スー)さんと黄信赫(アンディ・ホアン)さんという、目の離せない4人のフレッシュな台湾のイケメン俳優たち。この2組のCPからまた新たなスターの誕生が期待されます。

《感想》
台湾BLドラマはイケメンが眼福!というイメージの方も少なくないはず。本ドラマもいろんなタイプのイケメンが登場します。沈駿さん演じる徐啓章は目立たない地味男子で、メガネをかけてることもあるかわいいタイプ。一方、李振浩さん演じる葉広は学校で人気者のスターです。でも、実は葉広のほうが弱い部分もあって、啓章のほうが守ってあげる場面も。包容力を感じて頼もしいです。バイクでの2人乗りも啓章のほうが運転して、葉広のほうが啓章に捕まっていて、一見したイメージよりも逆なことにギャップ萌えしちゃいます。

啓章はバンドのヴォーカルというのも、学校での姿とは違う一面で、ドキッとさせられます。演じている沈駿さんは実際に歌手デビューしている実力派で、劇中では 77_KeZZ という Z 世代の新たなクリエイターの楽曲で主題歌『Take It Away』を歌っています。ライブシーンもかっこいいので必見ですよ!

《あらすじ》
父を亡くし、母と二人暮らしの徐啓章(シュー・チージャン)は、高校では全く目立たない存在でしでした。ある日、学校のスター葉広(イエ・グアン)と Ray(レイ)の登校時に、葉広の誕生日を祝うサプライズのプラカードを強制的に持たされ、彼と再会。以前、徐啓章が人生最悪の日に助けてくれたのが、葉広だったのです。葉広はまた、厳格な父の期待と愛情はあるがあまり家にいない母との間で、孤独を抱えていました……。一方、Rayは、恋人・林翔(リン・シアン)の好みに合わせて自分を変え、頑張っても、裏切られてばかりいました。そして、林翔と喧嘩した時、カフェの店員阿健(アージエン)に助けられ、阿健もRayの魅力に惹かれていき……。

(文/牧島史佳)

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牧島史佳

BLに生かされてます!ハピエン好きだけど、作品が良ければメリバも読む(かもしれない)です。

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