鈴木仁主演ドラマ『ギヴン』を視聴したライターのレビューをお届け!FODで7月17日配信予定!〈2〉
真冬と立夏の初々しい恋愛にキュン!
真冬と立夏の初々しい恋愛が芽生えていくようすはどきどきしてキュンキュンしてしまいます。真冬は過去のトラウマを抱えていて切ない立場でもありますが、立夏に対しては純粋で、自然と惹かれていく姿が愛おしく思えます。立夏はおそらく恋するのが初めてじゃないかと思いますが、自分に芽生えた気持ちが何かもわからず、でも真冬のことは気になってしまうという誰もが経験したことがあるはずの恋の序章にニヤニヤしてしまいます。
この2人の恋は音楽がキューピットの役割を果たしているところもいいです。音楽BLの良いところでもあります。そこを言葉で説明せずに、印象的な表情と、まさに心に響く音で表現されているところも上手いです。
立夏のバンドメンバーの梶秋彦と中山春樹からは気の置けない仲間の空気が感じられます。彼らは彼らで実は切ない気持ちを抱えていますが、あったかい気持ちを持った仲間であり、立夏と真冬を優しく見守ってるお兄さん的な雰囲気にはほっこりとします。クスッと笑える愛嬌も良いです。
それでいていざ演奏となると、本気の顔を見せてカッコいいんですよね! ドラマ『ギヴン』では主題歌を担当しているPanorama Panama Townがthe seasonsのドラマ内で演奏する曲も担当していて、Panorama Panama Townの楽曲がこれがまたカッコいいので相乗効果となっています。
キャラクターもそれぞれ良いんですよね。原作やアニメのファンは実写化でのキャラクターの再現度が気になるところでもあると思いますが、それはまた〈3〉でお伝えしますね。
(文/牧島史佳)
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